東日本大震災・阪神淡路大震災・北海道南西沖地震
東日本大震災・阪神淡路大震災・北海道南西沖地震
今日は東日本大震災から5年となります。どこでもやはり追悼行事が行われることでしょう。
コラムとして取り上げなければならないと思います。
最近も地震が頻発しており、地震への備えをしっかりしていないと、被害にあうかもしれな
いからです。表題の地震については被害者数の多さと比較的に最近なことなので取り上げます。
北海道南西沖地震
- 日時:1993年(平成5年)7月12日午後10時17分
- 震源域:北海道奥尻郡奥尻町北方沖の日本海海底
- 規模:マグニチュード7.8、推定震度6
- 被害:死者202人、行方不明者28人
※この地震は東日本大震災の縮小版のような構図です。
即ち震源地から近い奥尻島に地震から僅かな時間で奥尻島に津波が到達し、多くの建物などが流され
多くの犠牲者がでた。
遡上高は、震源からの津波の直撃を受けた島の西側で特に高く、藻内地区で最大遡上高31.7mを記録。
奥尻島の各地区における津波の高さは、稲穂地区で8.5m、奥尻地区で3.5m、初松前地区で16.8mに達した。
阪神淡路大震災
- 日時:1995年(平成7年)1月17日5時46分
- 震源域:淡路島北部沖の明石海峡(北緯34度35.9分、東経135度2.1分、深さ16km)
- 規模:マグニチュード7.3 震度7
- 被害:死者 : 6,434名、行方不明者 : 3名
※この地震の被害内容ですが、死者の80%相当、約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死。
特に1階で就寝中に圧死した人が多かった。耐震性のある木造家屋が少なかったとか西日本であまり大きな地震
が少なかったことが原因と考えられる。
この地震後に耐震補強が各地で行われる機会となっている。
東日本大震災
- 日時:2011年(平成23年)3月11日14時46分
- 震源域:、宮城県牡鹿半島の東南東沖130km、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底
- 規模:マグニチュード9.0、震度7 ※日本周辺における観測史上最大の地震
- 被害:2015年(平成27年)1月9日現在、死者は15,889人、警察に届出があった行方不明者は2,594人
※この地震の被害内容ですが、犠牲者の死因の殆どが、津波による水死である。また津波による瓦礫が要因
となっている。
また福島原発がメルトダウン、旧ソ連のチェルノブイリに続く、大規模なメルトダウン事故であり、最悪の
原発事故であり、今なお解決の目途がつかなく、また現在も放射能汚染が続いている。
まとめ
3つの地震を改めてみると、原則はどうにもならないくらいの自然災害で、被害発生が、不可避なところも
あるけど、地震に対する、日本人の甘えが被害を抑えられない原因なところもある。
今後に必要なことといえば、過去その地域の置ける、過去の大きな地震を想定する。
- 耐震住宅に住む
- 大きな津波が到達する海岸付近を避けて住む・働く
- 堤防などを設置する
- 火災に対する備え
- 食料品などの備蓄
いずれにせよ、震災の犠牲になった方々への哀悼いたします。
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